俺のイタリア

イタリアに行ったことのない男の日常

出発

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羽田→香港→バンコクエチオピアマラウイ

24時間以上かかる。

昼にヨガに行っていた嫁さんが早退してきて、車で最寄り駅まで送ってくれた。

「タクシーで行けって、ヨガのみんな言ってたよ」との事。

そうだろう、そうだろう。

しかし、僕は長旅に緊張している。

若い時はこんな事なかった。

知らぬ間のおっさん化に驚く。

たった10日間の旅でびびっている。

出来れば知らないタクシーの運転手ではなく、家族の見送りのもとアフリカに旅立ちたいと思ったが、やっぱり1人で行けばよかったかと思う。

 

 

3男語

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三男が急によく話すようになってきた。

言葉が変で面白いので少し書いておく。

 

あべる→食べる

ぶぶん→自分

キンキンマン→キン肉マン 

こんこんぱか→たまご

のぎゃたま→のりたまふりかけ

いしいちゃん→幼稚園

焼肉

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昨日は、Nがくれた3日間ある仕事の初日。

お金を稼ぐというのは本当に大変だ。情けないことに昼前からの仕事で、15時ぐらいには逃げ出しそうになる。Nに電話して明日、明後日は誰か別の人を探してくださいとお願いした。それでも18時に1日が終わった。Nが終わり頃に来て、焼肉を食べさせてくれた。明日も明後日も働くことにする。

 

レッドカーペット

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来週アフリカであるスンギの結婚式に行く時のスーツをどうしようかと思っていたら、嫁さんがメルカリで着物を買っていけばと言った。帯と肌襦袢も合わせて5千円。シャツを買うよりも安いと嫁さんは言うが、カンヌで賞とったわけちゃうし、そこまで日本色出す必要あんのかと思ったけど、考えるのも、買いに行くのも面倒くさいので言われるままにした。ウケるんかな。

加瀬さん

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「加瀬さんかい?」新島空港で声を掛けてきたのは、レンタカー屋さんの87歳のおじいさん。いい帽子をかぶってはる。超スロー運転で、おじいさんの店まで送ってくれた。店の中に車の整備用品が乱雑に並んであるところを見ると、ご自分で整備もされるらしい。運転免許証を渡すと、「加瀬さんはこの島にも1人いるな、空港の喫茶店で働いてるよ。」と言った。普通のレンタカー屋さんが必ずする車のキズの確認もなく、キーを渡される。まあ、もう5つや6つ傷をつけても分からないぐらい車はボロボロで、運転席側の窓は時々開かなかった。

2日間の撮影も終わり車を返しに行く。「いいの撮れましたか?」と言って、おじいさんがまた空港まで送ってくれた。NHKで働く息子さんの事、伊豆七島でも島によって方言が違うことを話してくれた。いい時間で楽しかった。空港に着いておじいさんに礼を言い、喫茶店に向かう。喫茶店の店員の女性に「加瀬さんですか?」と聞いた。「はい、加瀬ですけど」と戸惑いがちに答えた店員の加瀬さんに「僕も加瀬です。」と名乗った。