子どもの自転車も増えてきたので、庭の端に雨のかからない自転車置き場を作ろうと思い、置き場の下に砂利を引くため穴を掘った。
休みで暇なのだろう、子ども達が喜んで手伝ってくれた。
一区切りついたので、長男にポケットに入ってた2百何十円を渡して、ジュース買っといでというと、喜んで自転車で家の前の坂を降りていった。
少しして長男は帰ってくると、「カルパス」という10円の短いサラミをみんなに一本ずつと、1ℓのパックのオレンジジュースを買ってきていた。兄のチョイスに弟達から歓声があがった。みんなのコップにジュースを注ぐ長男の首筋に汗が流れる。
おいしかった。みんな満足。
長男は、2杯目のオレンジジュースも一気飲みすると、
「ねえパパ、オレンジジュース嫌いな人っていないよね」
と言った。