俺のイタリア

イタリアに行ったことのない男の日常

Oくん

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この間、学校帰りの長男とOくんが、

僕の仕事場に入ってきた。

なぜなら、長男がプラモデルとレゴをするだけの勉強机も同じ部屋にあるから。

僕がノートパソコンとは別に、

色がよく判別できるモニターをつないでるのを見て、

「パソコン2台もあるじゃん」

とOくんが言った。

「おっちゃんの仕事でいるんやわ」

と僕が言うと、

「へー、そういう仕事してんだ」

って知った顔で言った。

 

 

ぐうたらとけちとぷー

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まだ本は出来てませんが、Amazonで出てるのを見つけたので、アップしてもいいのかなと思ってアップします。
実は、恥ずかしながら、「ぐうたらとけちとぷー」というお話を書きまして、本になる事になりました。
絵は横山寛多さんが、すごくいい絵を描かれてます。
今度から写真家じゃなくて、童話作家と呼んでください。うそです。写真家ともあんまり呼ばれてなかったか。



https://www.amazon.co.jp/dp/4034395508/ref=pd_rhf_gw_p_img_1?_encoding=UTF8&psc=1&refRID=C7T3ZADRGVHP019D85FC

 

 

インターフォン

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この写真はO君ではなくうちの次男です。念のため。


近所に住んでる子どもの友達のOくんは、

朝の登校時、うちの子を呼びに来てくれる。

「早く準備しーや、Oくん待たしたらあかんよ」

と雷を落とす嫁さんの声が子どもに聞こえていないのか、僕に似て出来が悪いのか、Oくんにいつもインターフォンを鳴らしてもらってから、少し待ってもらうことになる。それで僕は、インターフォンの液晶に映ったOくんに話しかける。

「Oくんおはよう」

と僕が言うと、

「おっはー」

と返事してくれる。

僕はOくんが退屈してはと、

「おはようございます」の声を変えたり、

語尾を変えたりしながら、ひつこく挨拶する。

すると、Oくんはクスッと笑って、すぐにインターフォンのカメラを指で押さえて、こっちから見えないようにしてくる。

僕はこの一連のやりとりが好きで、朝、インターフォンが鳴るのを楽しみにしている。

 

 

100円均一

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朝から電車で2駅先の鎌倉まで行って散歩して、

そのまま歩いて帰ってきた。

最近、凝ってる家の写真シリーズを撮る。

なんか調子のって撮ってるけど、

人が見て面白いんやろうか。

 

帰り道、逗子駅前の古本屋に入ろうと思ったら、

屁が止まらなくなった。

なかなか屁が終わらないので、

ずっと店先の100円均一コーナーでこいてた。