俺のイタリア

イタリアに行ったことのない男の日常

焼きそばパン

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コンビニで焼きそばパンを買った。

「ウソだろ」というぐらいうまかった。

麺とソースがジューシーで食べるごとにパラパラと解け、

パンはふんわりと水分と弾力を保っている。

ありえない。

僕の知っている焼きそばパンは、

麺が固まってあたかも一本の棒の様になっていて、

パンはパサパサで飲み物なしでは、

どう考えても喉の奥に張り付いて、

窒息死してしまいそうな食べ物です。

でもこの新しい焼きそばパンは、

画期的にうまくなったにも関わらず、

「美味しくなりました!」

と誰にいうでもなく、

いつもの様に棚に並んでいる。

 

 

 

 

 

 

普通

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おじいちゃんは、写真が好きだった。

僕のおじいちゃんではなく、もう亡くなった嫁さんのおじいちゃん。

おじいちゃんは写真が趣味で、僕もカメラやレンズを貰ったりした。

結婚する前、僕が初めて雑誌の表紙を撮った「エスクワイア」をおじいさんに送ったらすぐに電話をくれて、

「ピントが合っていて良かった」

と少しピントの外れた言葉で褒めてくれた。

鼻が凄く大きかったおじいちゃんに、

「やっぱりちんちんも大きいんですか?」

と聞いたら、

「戦争の時に軍隊で、色々他の人のを見たけど普通やった。」

と教えてくれた。

横にいたおばあちゃんも、

「本当、普通よ」

と教えてくれた。

 

ヘアースタイル

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庭にいて子どもに捕まった蛇

 

打ち合わせのつもりで仕事先のオフィスに着くと、証明写真的なものと、話しているところの写真を使うかどうかわからないけど撮ることになっていた。

僕は朝から帽子をかぶってたので、髪の毛がどうなってるのか気になったけど、「ちょっとトイレ行って見てきますわ」と言うのも、自意識過剰と思われそうなので言えない。が、髪ペターンな可哀想な人と写ることも出来れば避けたい。ではいっその事、いつも帽子被ってるキャラとして、被ったまま撮られるという手もあるなとおもったけど、僕の世代的に、それは失礼ではないかという気持ちもあり、また僕より年上であろうカメラマンの方を待たすのなんだし、と色々と考えているうちに撮影は始まってしまったが、「どんな風に撮れてますか?」ってデジカメのモニターを覗くのもあつかましい話で、土台僕の髪型がどうなっていようと、気にするのは僕ぐらいなもんだと諦めた。

 

東京

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久しぶり 梅雨の谷間や 我東京

打ち合わせ 14時でっせ 内幸町

昼飯に 何を食べよう 有楽町

いつも行く 地下のフライ屋 三密強

ならあそこ 目指す洋食 三丁目

ちょっと待て 行く手遮る ラーメン屋

ラーメンと いえども銀座 ブルジョアジー

1000円は 取られる計算 間違いなし

全部盛り なんかした日にゃ 散財す

なら洋食 850円 でどう?

いつぶりや 映画も見たい 心もち

火金は 1100円の キネ会員

全部込み 2000円に 収めたし

現れし めし屋のメシヤ 「天丼てんや」

ありがとう! 味噌汁ついて 500円

えびにいか かぼちゃいんげん きすしたい

彼(タレ)少し 甘すぎるよな 気がするし

知る(汁)もまた ちょっと恋よな 気もするが

愚痴文句 言うたらあかん 500円

打ち合わせ マスクに籠る てんや臭

てんや臭 てんてんてんの てんや臭

揚もんが やっぱり好きや ジュビジュバー

ジュジュジュ ジュジュジュジュ ジュビジュバー

 

 

 

中学生

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ガリガリくん、なんしゃい?」

三男が聞いてきた。

「知らんわ。なんしゃいやと思うん?」

と聞くと、

「しゃんしゃい(3才)」

自分と同い年やと思ってる。

「8才ぐらいじゃない?」

と横にいた次男が入ってきた。

自分より1才上ぐらいやと思ってる。

 

調べたらガリガリ君15才。

中学3年生。