俺のイタリア

イタリアに行ったことのない男の日常

仕事

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昨日、撮影現場に行くと沢山の大人がいた。

僕は知ってる人が一人もいなかった。

誰かこの場を仕切ってくれないかなぁと思っていた。

肌が焼けてて、健康的そうな男が3人いた。

すごく気のつく女の人が一人いた。

細くて、背の高いおじさんがいた。

スーツの細部が個性的な若い女の人がいた。

みんな自分のパソコンに向かって仕事をしている。

嫌な感じじゃないんだけど、

誰が何する人か分からないまま仕事が終わった。

集まってくる

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「この家はさ、みんな走り回って騒いでて、楽しそうだと思って、子どもが集まってくるんじゃない?」

と寝る前に長男が言い出した。

「どこの子ども?」

と聞くと、

「ほら、また赤ちゃん生まれてくるじゃん」

て言ってた。

集まってきてたのか。

 

そろそろ静かにしてもらわないと困る。

 

 

A地点から

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「あんた、吉本行き。」

大阪では最上級の褒め言葉。

あんた、吉本行き。と言われ、難波グランド花月に行って芸人の写真を撮ってきた。

初めてなりたいと憧れたのは、

「ジュン&ダン」

トランポリンを使うアクロバットな芸人。

子どもの頃、姉に頼んで隼ジュンさんの様に頭の上で髪の毛をゴムで結んでもらって、おじいちゃんの家のソファーで飛び跳ねていた。

初めて買ったレコードは恋のぼんちシート。

高校の時、初めて行ったNGKで見た笑福亭仁鶴さんとチャーリー浜さんが衝撃的に面白かった事。

僕は未だA地点からB地点の間にいます。

ロイヤル

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今日、駅前のドトールにいたら、

白髪のおじいさんが店に入ってきた。

おじいさんは、

「ミルククレープとロイヤル」

と注文した。

店員が、

「ミルクレープとロイヤルミルクティーですね?」

と繰り返した。