俺のイタリア

イタリアに行ったことのない男の日常

目白

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最近、嫁さんが四男に掛かりっきりなので、

足りなくなった愛情を補填するためか、

三男の僕への執着がすごい。

ご飯も、遊びも、風呂も、寝かしつけも、僕のところに来る。

うれしいが、めんどくさい。

めんどくさいので、

目を白目にして、前歯を出して、手をオーソドックスな幽霊のように前に垂らし、動きをゾンビのようにすると、必死で逃げていって、

「パパ、ふつうのかおにして、ふつうのかおにして」

と言って、遠くからこちらの様子を伺ってくる。

僕は、憑き物が落ちたかの様にふつうの顔に戻し、安心した三男がまた近寄ってきたら、白目で薄気味悪く笑ってやる。

 

はたらくステテコ

www.youtube.com

www.steteco.com

ステテコドットコムの動画新シリーズ

「はたらくステテコ」

がアップされました。

第一回は、

「釣り船 鶴丸 船長 鶴蒔英紀さん」です。

9歳のケンちゃんのインタビューもあります。

見てね!!

初心者の方にも親切に教えてくれます。

貸し竿もあるので手ぶらでいけますよ。

sajima-turumaru.com

 

ぬるい

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夕方、喫茶店で翌日締め切りの東京新聞の原稿を書く。

横のカップルが、入ってきてから一言も喋らない。

気になる。

うるさいよりも気になる。

とうとう喋らないまま帰っていった。

まあまあうまいこと書けた。

5時に喫茶店を出る。

外に出ると風がぬるい。

もう夜やなと思う。

自転車漕ぎながら、

「この感じ、なんか思い出すなぁ」

と思ったけど、

「そう、あの夜も確かこんなぬるい風が吹いていた」

とか、思い当たる特別な話もなく、

ただ、そんな気がしただけ。

 

 

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朝から三男と散歩にいく。

公園に行くと公園の写真しか撮れないので、

避けて、近所の川沿いから回って、

駅の方まで行き、

生協でヤクルトの偽物を買い、

昼前に散歩を終えて家に帰る。

 

嫁さんに、どこいってたの?

と聞かれた三男が、

「みち」

と答えてた。

プール

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最近は夕方の5時でも暗いので、

次男のプールのお迎えに近くのバス停まで行く。

そこに迎えに来るもう一人のお父さんがいる。

テレワークかな。

感じがいい。

いつも挨拶はするが、

この間は少し話した。

今回はもう少し話した。

ふたりの距離が狭まっていく。