朝、6時30分。
「パパ、卓球しよう」
と三男が起しにきた。
今、家の食卓の真ん中にティッシュペーパーの箱を3つ並べて、
ネットがわりにしてやる卓球が流行っている。
これがほんまのテーブルテニス。
昨夜、なかなか卓球をやめようとしない三男に、
「明日やったらなんぼでもしたるからもう寝よ」
と言って寝かした。
「絶対だよ」と念を押された。
一階に降りると
「パパ、卓球しようぜ」
と長男までノリノリで待ってた。
「しっかり準備して、次の試合も頑張ります。」
試合後のインタビューでスポーツ選手がよく言っているけど、
「そんなに準備せんでも、次の試合はギリなんとかなると思います。はい。」
とか言ってくれないかなと思う。
「今日は勝てましたが、反省点もあるんでね。そこを修正して、次の試合に臨みたいです。」
と言うのもよく聞く。
「今日は勝てたから、まあよしとして、次の試合?その時に考えたいと思います。」
ぐらい言ってもらえないか。
エッセイの締め切りを明日に控え、
何にも書けてないので図書館にくる。
棚から依頼を受けた雑誌のバックナンバーを
ガバッと掴んでソファに座る。
平日の朝の図書館は、おじいさんの溜まり場。
雑誌に集中していると、
「ぶっ」
と音がする。
への音。
この中のおじいさんに違いないが、
みんな何もなかったように読んでいるので、
誰だかわからない。
雑誌に戻る。
少しするとまた「ぶっ」。
音に悪びれた感じが少しもない伸びやかな音。
また「ぶっ」。
平日の朝の図書館はへの溜まり場。
https://sukusuku.tokyo-np.co.jp/otouchan/48820/
今月も第一金曜日がきたー!
今朝の早朝、
MCダダモレッシー徳二郎
という名前でラッパーになったらどうだろうか?
と寝起きに真剣になって考えていた。
お昼に妻がいそいそと出ていった。
占いに行くと言って出ていった。
昼過ぎに妻から電話。
「食べていけますか?」
って占い師に聞いたらしい。
「なんとか食べていけるらしいよ。心配しないでいいって」
と言われる。