実は来年の初め頃に本が出る。
でも、写真集ではない。
フォトエッセイでもなくて、
こども向けの本が出る。
言っておくと、写真絵本でもない。
絵と文の本で、その文だけを書いた。
一年以上前に、児童書の編集をしているAさんから、
「児童書を書いてみませんか?」と言ってもらった。
僕は嬉しくて、即やりますと答えたが、そんな簡単なものではなく、何度も書きかけては頓挫して、そのまま、ずっと置いてあった。
春先、嫁さんから、もうちょっとで、うちの銀行口座のお金が無くなるよと言われた。
写真の仕事も暇だったし、他にやる事もなかったので、
毎日、喫茶店に行って一生懸命書いた。
書き出して何日かすると、だんだん書くのが楽しくなってきて、一週間程で書き上がった。
出来たものをAさんに送ったら、
「予想よりも全然面白かったです。」と言われた。
あんまり期待されてへんかったんかと思ったけど、
とりあえず良かった。
今日はその打ち合わせに行ってきた。