俺のイタリア

イタリアに行ったことのない男の日常

車を奪われた人達

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マラウィの自転車タクシー


映画やテレビドラマで、刑事が犯人を追跡する為、または悪い奴が刑事から逃げる為に、劇中で車、バイク、時には自転車を借りたり、奪ったりするシーンがよくある。

あれが気になる。

 

車はちゃんと返してもらったんやろうか?

ボロボロになったら弁償してもらったんやろうか?

どうやって後で借りた人と連絡をとったんやろうか?

盗られた人が警察に連絡して連絡をとったんやろうか?

でも、悪役に車を奪われた場合、連絡はつかないやろう。

ましてや、悪役に殺されて奪われる場合なんか、

本当にどうしようもないなと途方に暮れる。

 

しかし映画、テレビドラマは、車を奪われた人がその後どうなったかなんか絶対に追わないし、そんな時間的余裕もニーズも無い。

でも、気になっている人も何人かはいると思うので、

動物が出てくる映画のエンドロールによくある

「この映画を製作するにあたっていかなる動物虐待も行っていない」

みたいに、車を奪われるシーンのある映画のエンドロールには、

「車を奪われた人は、拳銃で撃たれましたが、運良く急所を外れていた為、今では無事退院し、車もちゃんと向こうの保険で修理し無事返却されました。車が奪われた時よりキレイになったと本人も喜んでいます。」

とか書いてたらどうだろうか。