今、家の近くの喫茶店にいる。
いつも空いているのに、今日は何でか客で一杯。
僕はモーニング600円を食べながら、店に置いてある雑誌を読んでる。鞄の中には読まなくてはいけない本が3冊、じっと僕が取り出すのを待っている。
実は、ある新聞社から本について書く、書評までいかないエッセイの様な仕事が来た。
嬉しくて引き受けてみたものの、
今朝、改めて「新聞」に怖気付いた僕は嫁さんに、
「いやー、新聞って俺が書いてええんかー?」
て聞いたら、
「あんたにちゃんとした物頼む訳ないやん?いつも通りアホな事書いとけば」
と言われた。
流石は奥様よく分かってらっしゃる。
でも、もし貴方がもう少し優しく言ってくれたならば、僕は海の水を一滴残らず飲み干すことだって出来ただろうに。