梅雨の入り 窓にナメクジ 線をひき
梅雨の入り 窓にナメクジ 線をひき
母の日の垂れ幕は緊急事態宣言で、
一度も日の目を見ずに終わってしまいましたが、
父の日は、まだだいじょうぶそうです。
だいじょうぶトートバックももらえます!
長男が冷凍庫を開けた。
グラスに氷を入れた。
麦茶を注いだ。
「下痢やのに氷いれなや」
と言ったが、聞かずに飲んだ。
ごくごく飲んだ。
飲み干した。
「氷に麦茶。夏だなぁ」
って言った。
書き終わった。
昨年末に書きはじめた童話を書き終えた。
書き終えたからと言って、
本になると決まったわけじゃないけど、
とにかく書き終えた。
朝、書き終えた僕は興奮して妻に、
「あれが、こうなってな、ああなって、こうなって」
と話していたが、
妻はずっと脇毛を抜いていた。
週末に運動会があった。
コロナで午前中だけだったけど、
これからもこれでいいなと思った。
着物の様な衣装を着てソーラン節を踊った長男の背中に「何」の文字。
生徒各々が好きな漢字一文字を書いたらしい。
なんで「何」にしたのかと聞くと、
忘れたと言ってた。