2023-10-05 真夜中の訪問者 真夜中の暗闇。「パパ、おなかへった」と、四男やってくる。寝たふりを決め込むが、しまいに可哀想になってきて台所に行きバナナを食べさせる。 食べ終わって水を飲むと、 「ごほんよんで」という。「一冊だけ読んだら寝ようね」と念を押すが、だいたい3冊は読まされる。読み終わると、すっと立ち上がり、用済みの僕にやさしく手を振って、 妻のところに帰っていく。さようなら。