俺のイタリア

イタリアに行ったことのない男の日常

チキンノグチ

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長男の授業参観の帰り。

懇談会に出る妻を置いて学校を出る。

四男を抱っこして、

ぐずる三男の為に、

駅前のチキンノグチで焼き鳥のももを1本買い、

駅のロータリーで食べさせた。

食べるのがすごく遅いので急かすと、

「おそく食べてるんだから」

と言う。

最後のひとかたまりを少しずつ噛みちぎっては食べ続ける。

早く食べて欲しい。

目の前をおばあさん二人が横切る。

三男は僕に小声で

「二人ともおばあさんだね」

と言った。

 

チョーレイ

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朝、6時30分。

「パパ、卓球しよう」

と三男が起しにきた。

 

今、家の食卓の真ん中にティッシュペーパーの箱を3つ並べて、

ネットがわりにしてやる卓球が流行っている。

これがほんまのテーブルテニス。

 

昨夜、なかなか卓球をやめようとしない三男に、

「明日やったらなんぼでもしたるからもう寝よ」

と言って寝かした。

「絶対だよ」と念を押された。

 

一階に降りると

「パパ、卓球しようぜ」

と長男までノリノリで待ってた。

 

グルメツアー

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日曜日。

家族ですることが思いつかない。

かと言って、天気もいいから外にも出たいので、

みんなでぞろぞろ駅前まで歩く。

1人一品何か好きなものを買って、

神社で食べようということになる。

 

僕 マクドナルド フィレオフィッシュ

妻 モスバーガー モスシェイク

長男 崎陽軒 焼売

次男 鳥一 焼き鳥 皮

三男 ちよだ鮨 納豆巻き

四男 まだなし

 

またぞろぞろ歩いて帰る。

 

おかわりくん

 

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茶店で仕事。

前のテーブルに60代ぐらいのギラギラしたおじさんと、

40代ぐらいの静かそうな女性。

おじさんずっと自分の話してる。

コーヒー2回おかわり。

おじさんまだ自分の話してる。

2時間半経過。

帰り際、

「今日はサイコーに楽しかった」

とおじさん大満足。

 

 

 

スポーツマン

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「しっかり準備して、次の試合も頑張ります。」

試合後のインタビューでスポーツ選手がよく言っているけど、

「そんなに準備せんでも、次の試合はギリなんとかなると思います。はい。」

とか言ってくれないかなと思う。

 

「今日は勝てましたが、反省点もあるんでね。そこを修正して、次の試合に臨みたいです。」

と言うのもよく聞く。

「今日は勝てたから、まあよしとして、次の試合?その時に考えたいと思います。」

ぐらい言ってもらえないか。

 

溜まり場

f:id:kaseken:20211101173618j:plainエッセイの締め切りを明日に控え、

何にも書けてないので図書館にくる。

棚から依頼を受けた雑誌のバックナンバーを

ガバッと掴んでソファに座る。

平日の朝の図書館は、おじいさんの溜まり場。

 

雑誌に集中していると、

「ぶっ」

と音がする。

への音。

この中のおじいさんに違いないが、

みんな何もなかったように読んでいるので、

誰だかわからない。

雑誌に戻る。

 

少しするとまた「ぶっ」。

音に悪びれた感じが少しもない伸びやかな音。

また「ぶっ」。

平日の朝の図書館はへの溜まり場。