子ども落語発表会
次男の落語発表会が今月の初めにあった。
2ヶ月間、毎晩ふたりで稽古した日々も懐かしい。
「やりたきゃ、パパがやればいいんだよ」
といって泣かした夜もあった。
いっそ、しれっとやめてしまおうかと思ったこともあった。
ドトールのジャーマンドックとミルクレープで釣って、
稽古に連れていった日もあった。
よその子と比べて
「何ででけへんねん」
と憤ってしまったこともあった。
「おっさんさー、子ども使って夢見てんじゃねぇーよ」
と不良グループの女の子に諭される一幕はなかった。
「こんなおじさんに、どうやって自分で夢を見ろっていうんだよ」
と泣きながら言い訳した事もない。
「おっさんも、なんか大変っぽいな」
と不良グループの女の子に同情されもしなかった。
ただ本当に楽しかった。
ありがとう。