夜、長男がストーブでお尻を温めながら、
明日の50問漢字テストの勉強をしていた。
今の僕が「新しい漢字を50個覚えろ」と言われたら、ショックで死んでしまうかも知らん。
「パパ、駅って字は、昔は馬が電車の代わりだったから馬ってかくの?」
とお尻のあったまった長男が聞いてきた。
「そうやろな、知らんけど」
と言ったら、
「馬の右のってRみたいだね。馬Rって覚えよう。そうか、だからJRっていうのかな。」
と長男が言ったので驚いた。
夜、長男がストーブでお尻を温めながら、
明日の50問漢字テストの勉強をしていた。
今の僕が「新しい漢字を50個覚えろ」と言われたら、ショックで死んでしまうかも知らん。
「パパ、駅って字は、昔は馬が電車の代わりだったから馬ってかくの?」
とお尻のあったまった長男が聞いてきた。
「そうやろな、知らんけど」
と言ったら、
「馬の右のってRみたいだね。馬Rって覚えよう。そうか、だからJRっていうのかな。」
と長男が言ったので驚いた。
今年の初仕事。
家を出て1時間経過。
電車2回乗り換えてる。
その間、ずっとチャック全開だった。
驚いた事にベルトも開きっぱなしだった。
気をつけよう。
嫁さんは、通っているヨガ教室の料金を「2000円」と僕に言っていたが、本当は、「2500円」だと年明けすぐに告白された。
昨日、大阪から帰ってきた。
やっぱり自分の家が一番よく眠れる。
朝、お年賀で「ヨックモック」が届いた。
素敵な缶の入れ物。
「詰め合わせ」と言う言葉に幸せが詰まっている。
子どもが群がってくる前に、シガー(葉巻のようになったお菓子)を取っておく。
一番人気の「シガー」を名前のとうり、葉巻のように吸ってみる。
真ん中の空洞を通った甘い空気が胸いっぱいに広がる。
トレビアン。
案の定、すぐに子どもがハイエナのように群がって来て、
一瞬でお菓子の袋が机に散らばる。
「一人3個まで」と僕が叫ぶと、
ブツブツ言いながら去っていった。
子どもはうまい棒食ってろ。
子どものポロポロ落としたテーブルの上のお菓子のカスを、指先で集めて口に放り込む。
ボンジョルノ。
「ヨックモック」って何語か知らんけど、
この世に存在してくれてありがとう。
今日、実家の近くのとうざわ公園に子どもを連れて行った。
とうざわ公園は形が三角なので、三角公園とも呼ばれてて、僕が小学校の頃、その三角の角のところの友だちのK君の家の前あたりに、ルンペンのオッチャンが住んでいた。
ある日、いつもは三角の角の所から出てこないオッチャンが、昼間から酔っぱらって強気になったのか、公園で遊ぶ僕らのところまでやってきた。突然の登場人物にびびる僕らをよそに、オッチャンは僕らに将来なんになりたいか聞いてきた。
僕はなりたいものがなかったから、何も言えなかったけど、
「プロレスラー」
と言った友だちは、
「もっと安定した仕事にしろ」
と酒臭い息で熱を帯びた本気のアドバイスを受けていた。
オッチャンの熱心な説得にも関わらず、しぶとく「プロレスラーになる夢」を手放さない友達は、最後「オッチャンみたいになるぞ」と脅されていた。
正月2日、大阪の実家でフグを食べた。
一年に一度ここでしか食べれない。
なんておいしいんだろうか。
宴もたけなわになってきた頃に叔母が、
「年明け一番すけべな話しよか?」
と言って「キャハハ」と笑った。
今更驚きはない。
叔母は、とにかく下の話が大好きで、
毎週教会に通う叔母のことをぼくは、
「すけべなクリスチャン」
と呼んでいる。
今年一番のすけべな話は、
叔母から最低10回は聞かされた話だった。