嫁さんは、通っているヨガ教室の料金を「2000円」と僕に言っていたが、本当は、「2500円」だと年明けすぐに告白された。
嫁さんは、通っているヨガ教室の料金を「2000円」と僕に言っていたが、本当は、「2500円」だと年明けすぐに告白された。
昨日、大阪から帰ってきた。
やっぱり自分の家が一番よく眠れる。
朝、お年賀で「ヨックモック」が届いた。
素敵な缶の入れ物。
「詰め合わせ」と言う言葉に幸せが詰まっている。
子どもが群がってくる前に、シガー(葉巻のようになったお菓子)を取っておく。
一番人気の「シガー」を名前のとうり、葉巻のように吸ってみる。
真ん中の空洞を通った甘い空気が胸いっぱいに広がる。
トレビアン。
案の定、すぐに子どもがハイエナのように群がって来て、
一瞬でお菓子の袋が机に散らばる。
「一人3個まで」と僕が叫ぶと、
ブツブツ言いながら去っていった。
子どもはうまい棒食ってろ。
子どものポロポロ落としたテーブルの上のお菓子のカスを、指先で集めて口に放り込む。
ボンジョルノ。
「ヨックモック」って何語か知らんけど、
この世に存在してくれてありがとう。
今日、実家の近くのとうざわ公園に子どもを連れて行った。
とうざわ公園は形が三角なので、三角公園とも呼ばれてて、僕が小学校の頃、その三角の角のところの友だちのK君の家の前あたりに、ルンペンのオッチャンが住んでいた。
ある日、いつもは三角の角の所から出てこないオッチャンが、昼間から酔っぱらって強気になったのか、公園で遊ぶ僕らのところまでやってきた。突然の登場人物にびびる僕らをよそに、オッチャンは僕らに将来なんになりたいか聞いてきた。
僕はなりたいものがなかったから、何も言えなかったけど、
「プロレスラー」
と言った友だちは、
「もっと安定した仕事にしろ」
と酒臭い息で熱を帯びた本気のアドバイスを受けていた。
オッチャンの熱心な説得にも関わらず、しぶとく「プロレスラーになる夢」を手放さない友達は、最後「オッチャンみたいになるぞ」と脅されていた。
正月2日、大阪の実家でフグを食べた。
一年に一度ここでしか食べれない。
なんておいしいんだろうか。
宴もたけなわになってきた頃に叔母が、
「年明け一番すけべな話しよか?」
と言って「キャハハ」と笑った。
今更驚きはない。
叔母は、とにかく下の話が大好きで、
毎週教会に通う叔母のことをぼくは、
「すけべなクリスチャン」
と呼んでいる。
今年一番のすけべな話は、
叔母から最低10回は聞かされた話だった。
正月を大阪の実家で過ごすため準備していると、
嫁さんが
「エロ鉛筆持った?」
と子どもに聞いていた。
どんな鉛筆やねんと思ったら、
宿題で使う色鉛筆の事だった。
あけましておめでとうございます。
今年も宜しくお願いします。
鎌倉の鶴岡八幡宮に長男と三男と出掛けた。
参拝した帰り際、境内にある池に寄ると、
きっちりした感じの親御さんに連れられた
6歳ぐらいの男の子が鯉に餌をあげていた。
僕ら3人が近ずくとその子はこっちを意識して、
「よーし、がんばってなげるぞ!えいっ」
と下手な子役のセリフのように言うと池に餌を投げた。
鯉よりカモとカモメが凄い勢いで餌を奪っていった。
僕ら3人が鳥の勢いに驚いていると、
さっきの子役の子が、
「よーし、ぼくもっとがんばってなげるぞ!えいっ」
と、こっちをチラチラ見ながら大きな声で言って投げた。
今度も鳥の凄まじい数と勢いに鯉の勝ち目はなく、
僕はだんだん鳥が憎らしくなってきた。
「よーし、またがんばってなげるぞ」
と子役がまた言ったので、
「そんなに頑張らんでええで」
と言ってしまった。
怖くて親の顔が見れなかった。
僕も来年は頑張るぞ!
みなさん良いお年を。