俺のイタリア

イタリアに行ったことのない男の日常

ジャニーズ系

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もし、ジャニー喜多川さんが、

全国からうす顔でしゃくれの人ばかりを集め、

踊りを教え込み、歌のレッスンを施していたら。

ユーは、雨の中で歌いな、

ユーは、ローラースケートに乗りな、

ユーは、バンドをしな、

ユーは、バラエティで戯けてみな、

と的確なプロデュースの元に売り出したうす顔でしゃくれのグループが、日本の芸能界を席巻していたならば。

「なあなあ、加瀬くんて、めっちゃジャニーズ系ちゃう?」

とか言われて、不遇だった高校生ぐらいの僕は、女の子からチヤホヤされたんじゃないだろうか?

朝の6時、布団の中より。

 

 

 

 

テスト

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ここ二日間、撮影の仕事だった。

久しぶりのいい疲れ。

家で労働のあとのビールを楽しんでいると、

長男が学校で100点とった漢字テストを自慢した。

「パパもやってみなよ」といって、

紙と鉛筆を持ってきた。

結果は88点。

そろそろ子どもからのテストは避けた方が良さそう。

 

 

洗車

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僕の実家の左前あたりに、住んでた人は、

休みの度に、どう見てもピカピカの自分の車を洗車して、ワックスをかけていた。

僕は子どもながらにその人のことを小馬鹿にしていた。

 

僕は今日、ちょっと前に買った中古のハイエースを洗車した。

楽しかった。

オートバックスとか行って、

ワックス買ってみようかなと少し思った。

 

部室

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朝、ゆっくり起きてきた嫁さんが、

突然キャンプに行こうと言い出した。

僕は正直めんどくさかったけど、

子どもがノリノリになってしまったので、

行かざるをえなくなった。

今日は連休の為、高速はすごく混みようだった。

僕はイライラして道も間違え、キャンプ場に着いたら、もう16時近かった。

雨のテントは、キャンプ初心者にはキツイという事で予約したバンガローは、プレハブで部室みたいだった。

 

僕が部屋で寝転んでいると、

隣のオシャレなテントの家族の話し声が聞こえてきた。

「パパ、あれ何?」と子どもの声。

「休憩所だろ」と父親が答えていた。

よく考えたら、このバンガローのことを言ってるらしい。

悔しかった。間違っても休憩しにこんといて欲しい。

 

周りのテントで綺麗に燃えてるキャンプファイヤーの薪を燃やすグッズも持ってないので出来ず、晩ご飯を食べたら、早々に寝るかということになったけど、もったいないのでトランプをしたら、本当に部室に見えてきた。

トランプ辞めてはやく寝ようと言う嫁さんに長男は、

「絆を深めるためにするんだよ」

と言った。

みんなが絆を深めて寝た後も、

僕は中々眠れなかった。

プレハブの側を流れる川が、ずっとごうごういっている。

嫁さんがボリボリと手をかいたので、

「起きてんの?」

と聞いても返事はなかった。

 

朝起きると、まだすごい大雨だった。

僕は大雨の中、テントの片ずけをしている隣の親子を見て、

休憩所で良かったと思った。

 

レジ袋有料化

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朝、小荷物を出す用事があったので、

近くの郵便局まで三男と歩いて行った。

その途中の家の玄関先に、スーパーのレジ袋をかぶったおばちゃんが立っていた。

おばちゃんは僕の視線に気付くと、危険を察知した小動物の様に、ささっと家の中に入っていった。

白髪染めしてはった。

 

火サス

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今日は幼稚園の撮影だった。

みんな可愛かった。

他所の子でも関係なく可愛いもんやなと思った。

 

僕は結婚する前、恩師に頼んで大阪の小学校に組体操の写真を撮りに行っていた時期があった。

とても楽しい時間だった。

今考えたら、よく撮影させてもらえてたなと思う。

その時、クラスに一人笑わない女の子がいた。

給食時間たまたま隣に座ったら、

「私のこの性格どうやって出来たか分かる?」

と突然その子が聞いてきて驚いた。

僕が分からんわと応えたら、

「親の離婚と火曜サスペンスやで」

と言って少し笑った。