俺のイタリア

イタリアに行ったことのない男の日常

愛フォーン

f:id:kaseken:20210115232545j:plain

今日、携帯を落とした。

表面のガラスに少しヒビが入った。

妻にそのことを話すと、

「私、今度機種変したらこれ使う?」

と言った妻のアイフォンは11。

僕のは7なので、ずいぶんと新しくなる。

嬉しい。

と思ったけど、

今、使ってるのも妻のお下がり。

「このカバーも付いてくるけど」

と妻。

なんか、すっきりしないが、

カバーも使わせてください。

 

 

マイクロウェーブ

f:id:kaseken:20210119231722j:plain

前に雑誌で台所の取材に行った時。

そこの家の人が、

「うちは電子レンジはないから」

と言った。

「私のうちもありませんよ」

とライターの人。

「あっそう?いらないよね」

家の人。

「いつ使うかわかりませんよね」

ライターの人。

「うちは朝からチンチンチンチンいうてるよね」

カメラマンの人。

は言わなかった。

思ってた。

 

 

 

 

やすとう

f:id:kaseken:20210118121518j:plain

週末、駅前まで塾に行く長男と散歩する。

長男が家の表札を読みだす。

 

「やすとう…」

と言った。

「安藤幹雄」と書いてあった。

長男は、「安藤幹雄」が苗字だと思ったらしく、

「安藤」が苗字で「幹雄」が下の名前だと説明する。

 

「ふくべ」

と言った。

「服部」と書いてあった。

 

 

究極のメニュー

f:id:kaseken:20210114213621j:plainもう、ずいぶん前に、

仕事で外国人の料理評論家の人のインタビューに行った。

その人は来日し、日本の名だたるレストランを

全国津々浦々まで食べ歩いたそう。

 

編集の人がインタビューの最後に

「日本から何か1つだけ外国に紹介したいものがあるとしたら何ですか?」

と質問した。

その評論家は「お好み焼ソース」と答えた。

おいしいけど、

もうちょっと何かなかったんかなと思った。

 

トラフィック

f:id:kaseken:20210115221940j:plain

家の前が工事中で車が渋滞していた。

僕の自転車も車と一緒に待たされた。

交通整理の人は、

マスクとヘルメットでわかりづらかったが、

ダミ声のおばさんだった。

おばさんは、この渋滞でカリカリした運転手の車に、

轢かれそうになったらしい。

「でも気持ちわかんのよ。私も運転するから」

とダミ声でいっていた。

どうか、おばさんが轢かれませんように。