この前の日曜日は、三男の幼稚園の運動会だった。
一緒に行った義理の母は、
「おばあちゃん」と幼稚園の先生に呼ばれて怒っていたが、
他に呼びようがあるなら教えて欲しい。
そんなことより、子どものかけっこより、
僕の今回の目玉は保護者リレーだった。
昨年は若いお父さんに抜かれる惨めな姿を子どもに見られたくない思いで参加しなかった。
「参加することに意義があるのではないか、抜かれたからってなんだ、ありのままの姿見せるのよ」
と1年間ウジウジと考え、
今年は妻に「もし人が足らなかったら参加」と書いてもらった。
何の連絡もなかったので、足りてたんだと安心していたら2日前に参加の旨を妻から聞く。
もう少し早く知っていれば公園を走ったり出来たのに。
いや、知っててもしなかったかもしれない。
しなかったと思う。
「リレーにご参加の保護者の方は、入場ゲートまでお集まりください」
リレーの順番を決めるじゃんけんに負けた僕は、
アンカーの襷をかけていた。