俺のイタリア

イタリアに行ったことのない男の日常

グラタンスパゲティー

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今日、いつも行く喫茶店で隣にいた家族のお母さんが、

メニューの写真よりチーズが少ないと言って、

グラタンスパゲティーを作り直させていた。

 

「メニューの写真と同じ物が出てくることはまず無い。」

 

 という事を、出会い系サイトで知り合った人とデートしては、

「がっかりしたわ」

と言う友人のSにもええ加減分かって欲しいし、

相手の方ががっかりしてるという事も分かった方がいい。

 

アドバイス

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 今日、仕事が終わって最寄りの駅に着いら、

もう少しで長男の塾の終わりの時間だったので待つことにした。

塾から出てきて僕に気づいた長男が、

恥ずかしそうに自転車を取りに行くのを見てると、

駅前の人通りのある道のど真ん中に、

往来を遮るように自転車が止めてあって驚いた。

端に止めるよう言っといた。

 

スープ

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最近は暑さが続くせいか、

昼間たいして何もしてないのに、

夜になるとすぐ眠くなる。

お陰で朝もすっと起きれる。

 

今朝も早く起きたので、

学校に行く子どもに、

チーズを乗せたパンを焼いて、

玉ねぎとにんじんのスープを作った。

スープをいつものお椀に入れずにコーヒーカップに入れたら、

長男と次男が、

「サンドイッチセットみたいだね」と喜んだ。

子どもは簡単に喜ぶ。

 

ヘレン・ケラー

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今年は、子どもの夏休みが短い。

まだお盆なのに、もう駆け込みで宿題をしている。

 

長男は読書感想文。

次男は工作。

 

読書感想文に手こずる様子を見て、

「おい、お父ちゃんはな、東京新聞で連載まで持っとんねんぞ、聞かんかい」

と、焼酎のロックを片手に、嫌がる長男に自分の文章メソッドを長々と講釈する。

 

出来上がった長男の感想文は、

「ぼくはさいしょ、ヘレン・ケラーは、男の人だと思っていました。」

で始まった。

いいと思った。

 

バジェット

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友人のカメラマンは奥さんがマネージャーをしていて、仕事のメールを送ったりしてもらっている。

僕も嫁さんに、

「うちもあのスタイルにしてほしい。ああいうサポートがあるから、最近友人は忙しくしてるんだ。」

とごねてみた所、仕事のメールを担当してくれることになった。

僕はメール一つ書くのでもすごく時間がかかるので、これでもっと仕事に専念できそう予想。

 

今日、ギャラに付いて書かれて無い仕事のメールがあったので、ギャラを訊きつつメールを返してくれるように嫁さんに頼んだ。

あとで、送ってもらったメールを見てみると、「ギャラ」の事を「バジェット」と書いてあった。しかも、僕名義でメールしてあったので、なんか単語の意味も違うような気がするし、僕がカッコつけてるみたいで恥ずかしいと苦情を言ったけど、マネージャーは相手にしてくれなかった。

 

 

 

 

 

ゆきえごろく 

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三男が生まれたばっかりの時の写真

今日、長男と次男は友だちとそのご両親に川遊びに連れて行ってもらった。

僕と嫁さんは、あまりに暑いので、三男を連れて近くの喫茶店に行った。

席に着くと、隣に座った50代と思しきおしゃれな白髪ショートヘアの女性と、少し年下と思われる女性の話し声が大きかったので、聞くともなく聞こえてきた。

「重要なのは過程じゃないの、目的地。その目的地がどこかってこと。私はバスも乗るし、電車も乗る。うちの人は車かもしれないし、飛行機かもしれない。でも目的地が一緒なの」

と年上の女性が淀みもなく言い切った時には、

もう嫁さんの話は一切頭に入ってこなかった。

隣の席の話の内容は、年下の女性はバツイチだがパートナーがいて、周りには結婚を勧められるが、どうしたものかと年上の友人に相談していた。

 

「恋愛はいくつ相手の好きなところを探せるか、

結婚はいくつ相手の嫌な所を許せるかの違いなの」

 

と年上の女性がまた言った。

「ゆきえさんすごーい。ゆきえごろくメモっていいですか?」

年下の女性はかなり感心した様子で、ゆきえも満更ではなさそう。

「ええと、恋愛は…。結婚は、相手のことを許せるか」

と年下の人が熱心にメモっていると、

「違う。相手の嫌な所を許せるか。」

 とゆきえが訂正した。