おじいちゃんは、写真が好きだった。
僕のおじいちゃんではなく、もう亡くなった嫁さんのおじいちゃん。
おじいちゃんは写真が趣味で、僕もカメラやレンズを貰ったりした。
結婚する前、僕が初めて雑誌の表紙を撮った「エスクワイア」をおじいさんに送ったらすぐに電話をくれて、
「ピントが合っていて良かった」
と少しピントの外れた言葉で褒めてくれた。
鼻が凄く大きかったおじいちゃんに、
「やっぱりちんちんも大きいんですか?」
と聞いたら、
「戦争の時に軍隊で、色々他の人のを見たけど普通やった。」
と教えてくれた。
横にいたおばあちゃんも、
「本当、普通よ」
と教えてくれた。